2006年4月 2日 (日)

第7話 納豆ポーター

旅行計画を話し合うために、もりすぃとメールでやりとりしていた。
色々旅行のアレンジもしてもらってるし、家にも泊めてもらう。
お土産を持って行こうと思って、リクエストを訪ねると、

> 納豆が是非欲しい。
> 長時間の常温はまずいかな(ていうか賞味期限が切れる?)??
> 納豆が食べれなくて、最近は禁断症状で手が震えてます。。。

ようし。
そういうことなら、納豆を持って行って、その粘りで震えを止めてやろうじゃないか!

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■出発前
とはいうものの、確かに常温で持ち運んでいては、発酵が進みすぎてしまう。
ボクの家では、納豆は冷凍庫の住人である。
日本から運ばれてくるときに、冷凍されて運ばれてくるので、冷凍保存しても大丈夫と聞いたためである。実際、店でも、冷凍庫の中に陳列されている。

家からもりすぃ宅までの道のりを考えると、家→会社→空港→飛行機の行程がポイントになりそうだ。飛行機に積んだ後は、零下数十度の高々度を飛んでいくし、ヘルシンキに着いてからも零下の世界である。

幸い、今年のイギリスは寒い(らしい)。出発前日の時点でも、最高気温が5度とかである。なんだ、冷蔵庫と同じじゃないか。
ただ不愉快なだけのイギリスの冬に、初めて感謝した瞬間だった。

一応クーラーバッグを探してみたけど、見つからなかった。ちなみに、ホームセンター巡りをしていたのは、このためである。
その分、段ボールや紙でできるだけの保冷を心がける。

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■出発日
朝起きてテレビの天気予報を見て、愕然とした。
最高気温10℃!?話がちがーーーう!!!

ちょっとやばいかな、とも思ったけど、納豆を入れたスーツケースをBootsに入れた我が愛車は、屋内の駐車場の中。
日光も当たらないし、天気予報で流れる外気温よりは涼しいだろうと踏んで、あらためてパッキングを開始する。

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これを、 こうして、
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さらにこうして、 こう!

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■到着後
ヘルシンキに着くと、そこは零下の世界。
とはいえ、風がないせいか、思ったほど寒くない。

もりすぃ宅に着いて、すぐに冷凍庫へ。

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引っ越し完了。

おいしい状態で運ぶことができたかどうかは、もりすぃがコメントで書いてくれるだろう。

と、勝手に締めたので、あとヨロシク~。

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2006年4月 1日 (土)

第6話 アザラシ帽を探して

アザラシ帽が欲しい。こ~んな感じのヤツ。
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ロシア人とかが被ってそうだけど、同じ北極圏。フィンランド人も作ってるに違いない。
根拠のない確信を胸に、サーリセルカとヘルシンキで探してみました。

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■サーリセルカ編
まずは、何度も登場している村唯一のスーパーで捜索してみる。
スーパーといっても、食料品から日用雑貨・洋服、さらにはお土産に至るまで、何でも売っている。
規模のかなり小さいTESCO気分である。
店中を隅から隅までウロウロしてみるが、ここでは見つけることはできなかった。
置いてあるお土産も、B級臭がプンプンするし、まぁ仕方ないかなぁ。

続いて、Turist Informationへ移動する。
ここは、ツアー会社・お土産屋さん・レストラン・コンビニの複合施設になっている。
marimekkoやiittalaなど、フィンランド・ブランドの店まで入ってる。
片っ端からお土産屋さんを回るが、やっぱりない。
アザラシの皮とか、トナカイの皮とかは売ってるんだけど、帽子に加工したものは売られていない。
う~ん。人気ないのかなぁ。

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■Helsinki編
ヘルシンキに戻ってきてからは、お土産ならなんでも揃うともりすぃが太鼓判を押してくれたStockmannに行ってみる。
お土産コーナーは4階にある。iittalaのバードコレクション(買ってしまいました)やaarikkaの木彫り小物(スパゲティ・メジャーとワインの栓を購入)、marimekkoブランドのグッズなど、確かに「フィンランドに行ってきました」と自慢できそうなものは、何でも揃っている。
でも、揃ってないのである。アザラシ帽は。
…ここでも買えませんでした。

ラストチャンスは、帰国直前、空港の免税店にかける。
iittalaのワイングラスに心惹かれるものの、グッと我慢して、ひたすらアザラシ帽を探す。
ムーミングッズたちが「連れて帰って」光線を放ってます。なんとか耐えましたが。が、やっぱり見つからなかった。

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■まとめ
結局、手に入れることはできなかった。
今回の旅行の目的のうち、唯一達成することができなかった。
もりすぃに聞いたところによると、いまやジジ・ババしか被らなくなっているものらしい。
今回を逃すと、もう二度と手に入れる機会は訪れそうにないのだが…。ロシアに行く予定もないし。
う~ん。それにしても残念。

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■おまけ:グっとくる日本語inサーリセルカ
ちょっと結果があまりにもあんまりなので、サーリセルカで見かけた、グっとくる日本語表記を特集します。

オーロラシーズン最中にはJALの直行便が飛ぶだけのことはあり、サーリセルカでは日本人を結構見かける=街中にも日本語が結構あふれてる。
レストランに行けば、何も言わなくても日本語メニューを持ってくるし、ホテルの掲示もフィンランド語・スウェーデン語・英語にならんで日本語が書いてあるものもある。

そんな中、村に唯一のスーパーに、それはあった。

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うん?なんか変だぞ?

垂れ幕の真ん中に「ショッピングセンター」その左下に「まいにち オープン」の文字があるのを確認いただけるだろうか。異国で日本語を見つけると、無条件にうれしくなってしまうが、それにしても、なんだか違和感を感じる。
よく見ると、「ショッピングセンター」はちゃんとした写植なのに、「まいにち オープン」の方は手書きである。
なんで、こんな中途半端なことになっちゃったんだろう。

もう1枚。同じスーパーでの写真。

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こ、これは…

ここまで来ると、もはや判読不能である。周りに書いてある各国語から類推するに、「ようこそ」と書きたいようだが…。

単に変な日本語(形が似ているひらがなとカタカナをまちがえたり)というだけなら、アジア各国そこら中でみかけることができる。
一部はちゃんと明朝体フォントを使って正しく書いているにもかかわらず、途中から手書きになった上に間違えちゃってる統一感のなさにグっときてしまった。

よく見ると、ロシア文字も手書きっぽくて、ちょっと怪しい。
でも、ロシア語分からないので、間違ってるかどうかは不明です。

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2006年3月31日 (金)

第5話 バナナで釘を打つ

誰もが暗黙のうちに抱く疑問。
もはや、何を宣伝していたのかは覚えていない。
ただ、鮮明に覚えているのは、「凍ったバナナで釘を打っていた」その事実のみ。
せっかく北極圏まで来たので、試してみました。

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■材料

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バナナ・クギ・板。以上。

バナナはHelsinkiを発つ日にスーパーで購入した。

クギも同じく出発日に買った。
買ったまま、ダウンジャケットのポケットに入れっぱなしで飛行機に乗ろうとして、見事にセキュリティ・チェックで捕まった。
釘を入れたバックパックごとチェックインカウンタで預けることによって、搬送に成功した。

板は、前日のアイスフィッシング時に、森の中で拾っておいたものを使用した。

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■準備
準備といっても、やることと言えばバナナを凍らせることのみ。
サールセルカに着いた日から、ベランダに置いて固まらせる。
2日目の朝に様子を見たが、まだちょっと柔らかめだったので、さらに放置。
結局、3日目の朝、出発の前まで-10℃の天然冷凍庫の中で冷やし続けた。

バナナが、雪焼けのせいかちょっと黒ずんでしまっているが、さあ、やるぞ!

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■結果
緊張の一瞬。バナナを持つ手にも力が入る。

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いきま~す うりゃっ

おぉ。手に伝わる感触は、いけそうな感じ。調子に乗って、さらにカンカンやり続けると…

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やった!刺さった!
でも、「打てた!」じゃない。
なぜかというと、バナナがこんなことになったので、途中でやめざるを得なくなっちゃったのだ。

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ありゃりゃん
 

よく見ると、釘にもバナナの
破片がこびりついてる…

板だけでなく、バナナにもクギが刺さった。
まだまだ冷やしたりなかったかなぁ。フィンランドの冬にしては、結構暖かかったしなぁ。

…実は、出発直前にデイリーポータルZで結果は知ってはいたんですが。
でも、やっぱり自分でやりたいよね。

デイリーポータルZでの実験時も、気温は-10℃。
フィンランドの冬が本気を出せば、もっとすごいことになってたはずだが、試した時期が遅すぎたか。
なんだか、中途半端な結果に終わってしまった。

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でも、釘が自立できるくらいの
穴は開きました

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2006年3月30日 (木)

第4話 アクティビティ(後編)

サーリセルカでのアクティビティ紹介。
後編の今日は、当日の様子をレポートします。

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■スノーモービル&アイスフィッシング
集合時間は朝09:30。ツアー・カウンタに到着後、さっそく機材を借りる。
防寒用のつなぎ・ブーツ・グローブ・目出し帽・ヘルメットと、すべて貸し出してくれる。
借りたものを身につけて=ツアー参加者が全員同じ格好になったところで、スノーモービルの操作を説明してもらう。
右ハンドルにアクセル、左ハンドルにブレーキ、方向転換時はハンドルを左右に切る、と非常にシンプル。エンジンのスタート・ストップはツアーガイドの責任とのことで、エンジンをかけてもらって、いざ出発!

小1時間ほどスノーモービルを走らせると、目指す釣り場に到着した。
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ちなみに、湖の上である。
ガイドに教えてもらったとおりに、氷に穴を開けて釣り開始だ。

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いっきま~す

 
ドリルを氷に刺して、
ぐりぐり
 
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ぐりぐりぐりぐりっと。
最後は結構堅い
  

氷を貫通したら、
ドリルで氷を書き出す。バシャッ
  
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糸が通れるように、
丁寧に氷を取り除く
 
エサは疑似餌だ

 
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祈りを込めて、
釣り糸を垂れる
 
ちなみに、
私ががドリルです
   
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後はひたすら待つ。
世界は平和だ

…20分経過。最初に飽きたのはもりすぃだった。

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こんな遊びをはじめた ちょっと待って。もう1回

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できた作品がコチラ。
題『釣りに飽きた一人の群像』

一緒だった大阪の女の子たちも、釣りよりも、それぞれ、氷の穴あけ・雪だるま作りに熱中していった。
そうこうしていると、ガイドが昼食の準備ができたと知らせに来た。昼食は、湖のほとりにある小屋で取った。

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小屋の中に入ると、火に薪がくべられており、その上にはジュージュー音を立ててるパンがあった。パンを焼く擬音が「ジュージュー」というのも変なのだが、実はその下には、Reindeer、すなわちトナカイの肉がいたのだ。
ガイドが見せてくれたが、乾燥させたモモ肉(骨付き)をお湯で戻しているようだ。

全員が小屋の中にそろうと、トナカイの肉を細かく刻み、小屋の入り口に撒き始めた。
何が起こるのかと思うと、

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お、なんか来た 今日の客はどんなヤツだい?

Siberian Jayという種類らしい。我々がいる小屋の上に止まっている、とはガイドの弁。
一晩一緒に過ごすと、直接手からエサを食べてくれるようになるらしい。
エサに釣られてか慣れてきてか、だんだん小屋の中にも入ってくるようになった。

昼食は、トナカイ肉だけのサンドイッチ、なんとかベリーのジュース、デザートとして砂糖をかけたパンとコーヒーいう、猟師料理っぽいメニューだった。野外で食べると、どんなものでもおいしくなるのは、世界中どこでも変わらない。

食事後、そうそうに引き上る。途中、写真撮影しろだの、湧き水飲めだので、頻繁に止まりながらも、サーリセルカの町に戻った。

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見渡す限りの雪原を走る
  
コンビニに入ってきたら
怖いだろうな

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■クロスカントリースキー
一旦ホテルに戻り、休憩する。
結構疲れてはいたが、せっかく借りたので、クロスカントリーにも挑戦した。

クロスカントリー用のスキー板は普通のスキー板と比べ、板の幅が狭い。
また、履いてみるとかかとが浮いてる。

実際にやってみた感想は、「恐ろしい」。止まり方がわからない。
板には一応エッジがあるので、ボーゲンができれば、理論上は止まるはずである。
しかし、多くの人が同じコースを滑るため、雪がレール状に固まっている。
レール上でボーゲンなんて、不可能に近い。
しかも、レールからはずれると、もはや制御不能。倒れるしかない。

上り・平地はまだ滑れたが、急な下りはNG。
上り坂も、角度は緩やかながら、結構長く続いてキツい。
上り坂のきつさと、下りの恐怖に早々にギブアップ。
もりすぃはもう少し滑りたそうだったけど。ごめん。

  

この日も、夜はオーロラ観測。
ヘトヘトだったが、夕食をとり、なんとか体力を回復させる。
昨日にも増してテンションは高かったが、この日は残念ながら姿を現してはくれなかった。

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2006年3月29日 (水)

第3話 アクティビティ(前編)

オーロラ観測は、夜が勝負。だからといって、ホテルで寝て過ごすには昼は長すぎる。
今日は、昼間のアクティビティについてのレポートです。
書いてみたら長くなったので(長いのはいつもな気もしますが(;´_`;))、前・後編の2本立てでお届けします。

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■まずは手配を
サーリセルカに来る前には、特別事前予約はしなかった。
到着後、ホテルのフロントでアクティビティの手配ができる場所を聞き、昼食・散策を兼ねて、翌日のアクティビティ手配に出かけることにした。

教えてもらった場所は、いやもう、なんて言うか、普通にTourist Information。
案内所のお姉さんに、アクティビティについて訊いてみる。もりすぃのたっての希望で、まずはアイスフィッシングを確保することにする。
3社紹介してくれたが、いずれもスノーモービルと組み合わせたプランを提供している。2つのアクティビティが同時に楽しめるということで、このプランを選択する。
実際に予約するにはツアー会社へ行く必要がある。

1社目。担当者に内容を確認する。
朝10時出発で、所要時間は6時間。ほぼ1日使うことになるが、特に問題ない。
空きがあるかを確認してもらうが、あいにく満席だった。明日は土曜日だしなぁ。
あまりの計画性のなさに、若干テンションが下がる。

気を取り直して、2社目にトライ。
こちらのプランも朝10時に出発するが、14:30には帰ってくるらしい。悪くない。
空席を確認してもらうと、日本からのパック旅行客との相乗りなら可能だそう。
ツアーのしきりは別会社とのことなので、さらに場所を移動する。

紹介された先は、ホテルの一角を間借りしている旅行会社だった。フィンランド人のご主人と日本人の奥さんの2人で経営しているようだ。テレ朝の「ポカポカ地球家族」に出てきそうなご夫婦である。
料金を聞くと、スノーモービル2人乗りで110ユーロ。1人乗りにすると+20ユーロ。迷わず1人乗りでお願いする。

これで、午前中から午後早くにかけては時間が埋まった。でも、14:30に帰ってきたあとにやることがない。
もう一度1社目に戻り、クロスカントリースキーをレンタルする。
これで夜まで大丈夫。

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ということで、今日はここまで。
続きは、明日に持ち越しです。

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2006年3月28日 (火)

第2話 オーロラ観測

まずは最大の目的であるオーロラ観測について書きたい。
果たして、オーロラ、見えたのか!?

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■準備

事前にいろいろ調べたところ、オーロラの出現は非常に気まぐれな様子。オーロラを見るには、ひたすら待つしかない。自分との戦いでもある。
寒い野外で長時間待てるように、準備を整える。

(1)服装
とにかく、零下2桁台はハンパじゃない。厳重装備を心がける。
下は、スウェットの上にスキーウェア
上は、Tシャツ>シャツ>フリース>スキーウェア>ダウンジャケットと相当な重ね着。
フリースあたりから、段々着るのがつらくなる。最後はダウンジャケットがパンパンになった。
耳が寒いので、もりすぃにネックウォーマーを借りる。
防寒体制は万全に見えるが、靴がスニーカーなのがちょっと…。

(2)撮影機材
スチル用には、ボクのEOS KISS DIGITAL Nをメインに、控え選手としてLUMIX FX-7も準備した。両機ともに三脚を準備している。
動画用には、もりすぃがHDR-HC1を準備していた。
あと、機材セッティング時にペンライトなどの照明があると、暗闇の中でも作業を進めやすかったと思う。

(3)飲み物
もりすぃによると、以前クロスカントリースキーをしたときに、ホットココアに酒を入れたものを飲まされたらしい。
我々も同様のものを準備をする。
村で1軒だけのスーパーで、魔法瓶・ココア・ウォッカをゲット。
ついでに、混ぜ棒として栓抜きもゲットする。ちなみに、栓抜きは、今後もりすぃ宅で活躍することになる。
ホテルでお湯を沸かして、準備完了。さあ出発だ!

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■そして、観測。結果は…
夕食はホテルで食べた。
前菜にカニを含むシーフードのセットを発見したので、喜んでオーダーする。メインはトラウトのソテー。
デザートまでゆっくり食べていると、21時30分過ぎになった。22時過ぎにホテルを出発したが、外に出た瞬間すれ違った方から「もう出てますよ」と教えてもらう。
慌てて観測ポイントに行くと…。

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おおぉぉぉ~~ こ、これがオーロラ…

う、美しい…。ゆらゆらと現れては消えていく。曇天時に雲間から日の光が差し込むと光の線が見える(大学時代のサークルでは「ラオウ状態」と呼んでた)が、あれの緑バージョンのような感じで光が揺れる。

オーロラが元気なときは、東の空から西の空まで一直線にオーロラの帯が伸びる。
そこまで元気じゃないときでも、あちこちの空でいろいろな姿を見せて楽しませてくれる。

オーロラ写真の撮影ポイントは、

  • カメラを三脚などで固定する
  • シャッタースピードはできるだけ遅く

の2点。暗闇での撮影なので、当たり前といえば当たり前ではある。ホントはバルブ撮影ができるとさらに良いのだが、気づいたのが出発2日前。レリーズシャッターを入手するには、遅すぎた…。

意外な盲点は、フレームを決めにくいという点。デジカメならではだが、撮影結果をすぐに液晶で確認したくなる。液晶の明かりで、せっかく暗順応した目がまた明順応してしまい、フレームを覗いても暗闇しか見えなくなる。今回は、撮影結果を見ながらフレームを微調整し、結構適当なフレームで撮ってしまった。

2時間ほど天体ショーを楽しんだあと、寒くなったのでホテルに戻った。

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■感動の後片付け
何をおいても重要なのが、カメラの処理である。
零下10℃以下の環境で数時間放置したのである。機械の芯まで冷え切っている。
そのまま部屋に持ち込むと、カメラ内部で結露して故障の原因になるとの事前情報を収集していた。ついでに対処方法も。
部屋に入ってすぐに処置すれば大丈夫だろうと思っていたが、甘かった。
ロビーに入った瞬間、一瞬でレンズ表面に氷が付いた。曇るのではなく、凍結である。
慌てて部屋に戻り、情報通りに乾いたタオルでくるんで、ビニール袋の中にIN。
徐々に室温に慣らしていく。

残念ながら、もりすぃの撮影したビデオには何も映っていなかったが(後で聞くと、ビデオには決して映らないらしい…。光量が少ないからか)、写真にはバッチリ写っていた。ただ、構図的にイマイチな写真が多く、他人様に見せれるものは3枚程度。
翌日のリベンジに期待したが、天気は生憎の曇りで、現れることはなかった。

 

いままでウチの会社の駐在員が数多く挑戦してきた中、オーロラを見れた人は皆無だったらしい。こんな中、オーロラ観測率50%は上出来だろう。

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こちらが今回のベストショット!

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2006年3月27日 (月)

第1話 行ってきたよフィンランド

フィンランドに行ってきた。
目的は、オーロラ観測
もりすぃの赴任目標に挑戦する機会に便乗しちゃいました。

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■サーリセルカまでの道のり
Heathrow空港からHelsinkiのVantaa空港までは、約3時間のフライトだった。
今回利用する航空会社を、BAにするかSASにするか悩んだあげくFinnairを利用した。早くJALがOneWorldに加盟する日が来て欲しい。(<マイルバカ)
一応国際線で、しかも夕方の便だったので、味はともかく機内食が出た。
チキンカレーだったけど、ご飯に芯が残ってたよ…。

Helsinkiに到着すると、もりすぃが迎えに来てくれていた。
そのまま車で家に向かい、1泊させてもらう。
この時期のヘルシンキは、思ったほど寒くない。冬場のイギリスとあまり変わらないかも。

翌朝、いよいよサーリセルカへ向けて出発である。
空港までは、Helsinki中央駅からバスを利用した。30分ほど揺られて、料金は5.2ユーロだった。
Finnairで北上すること1時間30分。Ivalo空港に到着。
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Ivalo空港では、トナカイ君がお出迎え

フライト中、お昼時間帯ということもあってか、軽食(チーズサンド)が出た。
国内線で軽食を出してくれるなんて、最近では珍しい。内容はともかく、軽食を出してもらえたということが、ちょっとうれしかった。
Ivaloまで上ってくると、さすがに寒い。世界で2番目に北にある空港だそう。ちなみに世界最北は、ノルウェーにあるらしい。
空港からさらにバスで30分ほど行くと、目的地のサーリセルカに到着した。バス料金は、7.5ユーロ。

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一面の雪原が続く さ、さむひ

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■フィンランド基本情報
イギリスとフィンランドの時差は2時間。日本とは7時間である。
ただ、昨日からヨーロッパはサマータイムに入ったので、日本との時差は1時間縮まって8時間(イギリス)と6時間(フィンランド)になっている。

今回オーロラ観測ポイントに選んだサーリセルカは、北緯68度30分に位置している。北極圏に行く機会が訪れるなんて、学生時代には想像だにしなかったことである。

フィンランドは英語教育に力を入れているそうで、高校卒業時には全員話せるようになるらしい。街には英語はほとんど見られないが、話しかければみんな英語で答えてくれるので安心である。

通貨はユーロ。
電源アダプタはCタイプ。
在フィンランドの日本人は約800人。うち半分が留学生。残りの半分がフィンランド人と結婚した人。さらに残りの半分を企業の駐在員とその奥さんで分けるという構成らしい。
あと、バナナの消費量が世界一らしい。

  

明日から、オーロラ観測をはじめとするアクティビティをレポートしていきます。

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